現代自グループ、完全無人「アイオニック5・ロボタクシー」初公開…2023年から走る

[現代自グループ、完全無人「アイオニック5・ロボタクシー」初公開…2023年から走る]



現代自動車グループが初の専用電気自動車「アイオニック5」をベースに開発したロボタクシー(以下、アイオニック5・ロボタクシー)を世界で初めて公開した。

31日、現代自グループは米国のAPTIVとの合弁法人、Motionalと一緒に開発したアイオニック5・ロボタクシーのデザインを公開し、7日から12日までドイツ・ミュンヘンで開かれる「2021 IAAモビリティ」で披露すると明らかにした。専用館を通じて実物を展示し、行事を通じて車両の開発過程の映像を一緒に公開する予定だ。

アイオニック5・ロボタクシーはMotional初の商業用完全無人の自律走行車両だ。2023年、米国車共有会社のLiftに供給され、乗客をが希望する地点まで移動させてくれる「ライドへイリング」サービスに投入される。

◆ロボタクシー固有デザインの強調・使用者便宜技術の搭載

アイオニック5・ロボタクシーのデザインはアイオニックブランドの指向点である「電動化経験の進歩」を基に、顧客に新たなモビリティ経験を提供することに重点を置いて完成された。

外観には自律走行技術を固有のデザイン要素として活用した。ループにはブルーカラーの円筒型のライダーが装着され、カメラ・レーダーなどの自律走行センサーがこれを支えている。また、前・後面バンパーと左右フェンダーなどにもセンサーが適用された。

運転者に代わって車両と搭乗者間の自由な疎通を助けるための技術も搭載した。前面ダッシュボードの上にある外部ディスプレイは顧客のサービスIDを露出し、顧客が混同なく車両に搭乗できるように支援してくれる。ドア窓の下にある発光ダイオード(LED)ストリープは搭乗者の有無によって色が変わる。

搭乗者の便宜を手助けする機能も多様に適用された。室内にカメラセンサーを装着し、搭乗者の安全ベルト着用の有無を確認し、搭乗者の行動を感知し、必要に応じてお知らせを伝える機能が代表的だ。走行中に助けが必要な時、自律走行管制センターと連結できるよう、室内ループの中央に通話ボタンとスピーカーとマイクがある。

◆レベル4水準の自律走行技術を多く適用

現代自グループとMotionalは自律走行車両の商用化時期を繰り上げるため、持続的に努力してきた。先立って、MotionalはLiftと協力し、世界最長期間の商業用ロボタクシーサービスをテスト運営し、技術の信頼性を認められたことがある。また、事故及び誤作動なく、約10万回以上の走行テストに成功した。

このような経験を基に、現代自グループとMotionalはアイオニック5・ロボタクシーに自律走行レベル4に該当する水準の自律走行技術を多く適用した。レーダー・ライダー・カメラなどの自律走行センサー技術を高度化し、約30つ以上のセンサを搭載し、360度全方位で走行状況を感知・予測することができる。レベル4は車が状況を認知や判断して走行し、非常時にも運転者の介入が必要ないレベルだ。

また、車両の主要システムにステアリングとブレーキ・電力・通信などを二重構成する「Redundancy」を具現した。該当機能がちゃんと作動しない場合、補助装置がこれを代替する。この他にも「遠隔車両支援(RVA)」技術で、道路の上の突発状況でも管制センターが迅速に支援し、安定的走行が可能にした。
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