第2四半期の海外直接投資26.8%↑・・・第2四半期基準で20年ぶりの最大規模

[写真=聯合ニュース]


今年第2四半期の韓国の海外直接投資額が26.8%増えた。

企画財政部が17日に発表した「2021年第2四半期の海外直接投資動向」によると、今年第2四半期の海外直接投資額は165億ドル(約19兆4024億ウォン)と前年同期比で26.8%増えた。2019年第1四半期(51.9%)以後、9期ぶりに最も多く増加したのだ。

同四半期基準では、2001年第2四半期(263.7%)以後20年ぶりの最大増加だ。昨年第2四半期のコロナ禍影響で、海外直接投資が少なかった基底効果が働いたものと分析される。

業種別では、金融・保険業(56億8000ドル)が全体投資額のうち34.4%で最も大きな比重を占めた。続いて製造業34億6000万ドル(21.0%)、科学技術業16億6000万ドル(10.1%)、卸・小売業14億1000万ドル(8.5%)、不動産業12億9000万ドル(7.8%)の順で比重が大きかった。

金融・保険業は昨年第2四半期の水準を維持し、不動産業は14.3%減少した。製造業は59.0%増加して全体の海外直接投資額を押し上げた。科学技術業と卸・小売業では新規投資が行われ、海外直接投資額がそれぞれ622.4%、222.8%増加した。

国別には、米国が60億4000万ドル(約7兆1073億ウォン)で全体投資額の36.6%を占めた。続いてケイマン諸島(20億3000万ドル)、中国(15億9000万ドル)、カナダ(10億ドル)、ルクセンブルク(9億ドル)の順だった。

特に中国投資は1年前より202.9%増加した。カナダ(186.9%)、米国(173%)、ルクセンブルク(170.4%)などの増加傾向も大きく表れた。一方、ケイマン諸島(-17.8%)に対する投資は減少した。

地域別には、北米が70億4000万ドル(約8兆2861億ウォン)で全体投資額の42.7%を占めた。続いてアジア(35億8000万ドル)、中南米(26億6000万ドル)、欧州(23億8000万ドル)、大洋州(6億3000万ドル)の順だった。
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