老年層、生活費のための「生計型」保険約款融資が13兆ウォンを超え

[写真=Gettyimagesbank]


60代以上の老年層の保険約款貸し出しがこの5年間増え続き、13兆ウォンを超えた。

27日、国会政務委員会所属の共に民主党のチョン・ジェス党議員が金融監督院から受け取った資料によると、60代以上の老年層の今年上半期末基準の保険約款融資残高は13兆2481億ウォンと集計された。これは3年半の間に61.5%急増した水準だ。

年度別には、2016年末の7兆8816億ウォンから2017年末には9兆1759億ウォンに増え、2018年末は10兆8624億ウォン、2019年末は12兆7285億ウォン、2020年末は12兆7285億ウォンを記録した。

保険約款融資とは、保険契約を担保に契約者が加入した保険の解約払い戻し金の範囲内で一定金額の融資を受けられる制度のことをいう。担保が確実で、別途の審査や信用点数に関係なく融資が受けられるため、生活費のための『生計型融資』といわれる。

金利は年6~8%水準で、銀行圏に比べて高く利子を払えなければ保険契約が解約される危険もある。今年上半期基準の主要生命保険会社の平均貸出金利は年7.53%であり、損害保険会社は年6.52%と集計された。保険会社の中ではサムスン生命と現代海上がそれぞれ年8.65%、年7.44%を記録して最も高かった。

チョン議員は「老年層がコロナ19と経済的不況を乗り越えるために老後対応手段を担保に生計型融資を受けている」とし「年6~8%の高い利子と保険契約の解約という危険にさらされているだけに、経済の死角地帯にある老年層に対する支援政策の点検と対策作りが急がれる」と述べた。
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