欧州で躍進する現代自・起亜…エコカーの高成長に注目

[欧州で躍進する現代自・起亜…エコカーの高成長に注目]



現代自動車・起亜が今年、ドイツ・英国をはじめ、欧州でシェアを拡大している。 同時に、アイオニック5、ニロEVなどエコ電気車の販売量が大幅に増加し、量的・質的成長を遂げているという評価が出ている。

19日、欧州自動車工業協会(ACEA)によると、現代自・起亜は今年に入って、3四半期までの欧州市場で計77万1145台の車両を販売し、8.4%のシェアを記録した。 昨年同期(62万11台、7.2%)に比べ、販売台数は24.4%、市場シェアは1.2%上昇した数値だ。

特に、今年1~3四半期基準の欧州市場で、1、2位の市場規模を保有したドイツと英国でも販売量・市場占有率が軒並み上昇したという点で意味がある。

現代自・起亜は今年1~3四半期のドイツ市場で、前年同期(11万8869台)比8.7%増えた12万9257台の販売量を記録した。この期間の市場占有率は5.8%から6.4%に増えた。

ドイツ市場で収めたこのような成果は環境にやさしい車を先導するブランドイメージ構築、現地適合型戦略に力などが功を奏したものと分析される。

実際、現代自・起亜は今年9月までドイツで2万5522台の電気車を販売し、100%を超える成長率を見せた。現代自・起亜がこの市場で昨年同期に記録した電気自動車は1万2735台だった。

英国市場での成績も目立つ。現代自・起亜は今年1~3四半期の英国で、12万7027台の車を販売した。販売量が昨年同期(9万5002台)より33.7%増えたおかげで、市場占有率も7.6%から9.7%に上昇した。

現代自グループは英国での好成績が新型ツーソン、アイオニック5、ソレントなど主要新車とニロEVをはじめとするエコカーに起因したものと見ている。

現代自・起亜は英国でも1万8792台(今年1~3四半期基準)の電気車を販売し、前年同期(1万15台)より87.6%成長した。

これとともに、「Carbuyter、今年の車の選定」(ツーソン)、「Auto Express、今年の車」など4部門の受賞(アイオニック5)、[「What Car?・Tow Car Awards総合優勝」(ソレント)などの授賞式で良い成績をあげ、消費者らに現代自・起亜ブランドをアピールしたという分析だ。

特に、現代自・起亜は8月、欧州進出以来初めて、月間市場占有率10%を達成した後、9月にも11.1%シェアを記録し、4四半期の成績表に対する期待感を高めている。

現代自グループもこのような成長を続けていくため、専用電気自動車プラットフォーム「E-GMP」基盤のアイオニック5、EV6の販売を積極的に拡大し、ジェネシスブランドの専用電気自動車のGV60、G80電動化モデルなど電気自動車新車も追加発売する計画だ。

これとともに、来年から欧州内でゴルフ大会である「Scottish Open」を後援し、「2022 カタールワールドカップ」関連マーケティングを強化するなど現地適合型戦略で市場攻略に乗り出す。
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