​現代自、3四半期の営業利益1兆6067億ウォン…半導体の供給難にも「善戦」

[​現代自、3四半期の営業利益1兆6067億ウォン…半導体の供給難にも「善戦」]



現代自動車が半導体の供給難の中でも、業績の防衛に成功した。半導体の供給不足で、販売はやや減少したが、収益性改善を通じ、4四半期連続で営業利益「1兆ウォンクラブ」に名を連ねた。

特に、昨年3四半期、セタ2 GDIエンジンの品質費用を実績を反映したため、損失を記録した営業利益は黒字に転換した。これに高付加価値の車両の販売などで、業績改善を導いた。ただ、半導体の供給難が来年まで続くものと展望し、今年の販売展望を416万台から400万台に下方修正した。

同社は3四半期連結基準、売上高28兆8672億ウォン(乗用車22兆5779億ウォン、金融やその他の6兆2893億ウォン)、営業利益1兆6067億ウォンを記録したと26日、明らかにした。前年同期対比の売上額が4.68%上昇し、営業利益も黒字転換するなど好結果を収めた。

半導体の供給不足による生産支障で、グローバル販売は減少した。3四半期のグローバル市場では前年同期比9.91%減少した89万8906台を販売した。国内では前年同期比22.3%減少した15万4747台を、海外市場では前年同期より6.8%減少した74万4159台を販売した。

現代自の関係者は"営業利益は販売物量の減少と非友好的な為替相場の影響にもかかわらず、販売ミックスの改善と品質費用の減少で、前年同期比増加した"、"これまでコロナの状況にやや低迷した新興諸国の販売が増え、平均販売価格(ASP)に一部影響があったにもかかわらず、ジェネシスとスポーツ・ユーティリティ・ビークル(SUV)など高付加価値の車種の販売の割合拡大が収益性改善を導いた"と説明した。

現代自はグローバル自動車向け半導体の供給不足事態が長期化する可能性があるものと予測した。一部品目の半導体の供給不足状況は今年4四半期から漸進的に改善されるものと予想したが、正常化までは長い時間がかかるものと予測した。

現代自の関係者は"グローバル半導体の供給不足の影響が長期化され、今年年末もしくは来年まで続く見通しで、完璧な正常化までは長い時間がかかるものと予想する"、"今年一年持続的に推進してきた電気自動車と高付加価値の車種中心の生産や販売を通じ、厳しい経営環境の中でも収益性改善に向けて努力する"と述べた。
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