6ヵ月連続で貿易条件悪化・・・輸出量は13ヵ月ぶりに「マイナス」

[写真=聯合ニュース]


先月の貿易条件が6ヵ月連続で悪化した。国際原油価格や原材料価格上昇の中で、輸出価格より輸入価格がさらに拡大したことによるものだ。輸出物量指数は13ヵ月ぶりに下落に転じた。

韓国銀行が28日に発表した「9月の貿易指数および交易条件」によると、先月の輸出物量指数(122.2)は1年前より2.5%減り、13ヵ月ぶりに下落転換した。輸入物量指数(121.07)は5.2%上昇し、13ヵ月連続して上昇した。

品目別には、化学、1次金属、繊維および革製品を中心に輸出が減少した。第1次金属製品物量指数が16.7%減少し、繊維および皮製品も13%下落した。一方、コンピューター電子や光学機器、機械や装備の物量指数はそれぞれ24.3%と7.2%ずつ上昇した。

先月の輸入物量指数も運送装備、農林水産品などを中心に減少した。同期間、運送装備の輸入物量指数は14.3%下落した。農林水産品の輸入物量も5.3%減少した。ただし、コンピューター、電子および光学機器、化学製品などに対する輸入物量指数は13%、16.7%ずつ上昇した。

輸出金額指数と輸入金額指数(米ドル基準)は10ヵ月、9ヵ月連続で上昇した。先月の輸出金額指数はコンピューター、電子および光学機器(17.4%)、化学製品(40.7%)などが増加し、前年比18.4%上がった134.71となった。輸入金額指数も石炭および石油製品(101.1%)、第1次金属製品(64.2%)などが増加し、33.8%上昇した144.13となった。

商品1単位を輸出した金で買える輸入品の量を意味する純商品交易条件指数は6ヵ月連続下落傾向を示した。9月の純商品交易条件指数は、輸入価格(27.2%)が輸出価格(21.4%)よりも大幅に上昇し、前年比4.5%下落したのだ。ただ、前月比では0.7%上昇した。

一方、輸出総額で輸入できる全体商品の量を意味する所得交易条件指数は、純商品交易条件指数(-4.5%)と輸出物量指数(-2.5%)が軒並み下落し、前年比6.9%下落した。これは16ヵ月ぶりの下落転換だ。
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