第3四半期の製造業国内供給、わずか2%上昇・・・国内生産品供給急減の影響

[写真=聯合ニュース]


第3四半期は内需が成長を続けたものの、前四半期よりはやや低迷している。韓国の国内生産品の供給が大幅に減ったためだ。

統計庁が9日に発表した「第3四半期の製造業国内供給動向」によると、今年第3四半期の製造業国内供給指数は105.3(2015年=100)であり、1年前より2%増加した。3四半期連続の伸びだ。

製造業国内供給指数は、韓国国内で生産したり、外国から輸入して国内に供給した製造業製品の価格(実質)だ。内需市場の動向を示す指標として使われている。

国内供給指数は、昨年のコロナ19の影響で第1四半期(2.1%)を除いた残りの3四半期の間、引き続きマイナス成長した。第2四半期は-4.9%、第3四半期は-0.5%、第4四半期は-1.5%を記録した。

今年に入ってからは、半導体と自動車産業の好況に支えられ、第1四半期(-3.3%)に黒字へ転じた。特に第2四半期は2010年統計を取り始めて以来、最大の伸び率である9.1%の成長を記録した。第3四半期も成長を続けたが、成長幅は今年に入って最も低い。

第3四半期に入って成長が伸び悩んでいるのは、国内で生産された自動車供給などが減ったためだ。同期間、国産はその他の運送装備や自動車などが減り、2.4%減少した。一方、輸入は電子製品や1次金属の供給が増え、13.9%伸びた。

最終財の供給は資本財の伸張に支えられ、1.3%増加した。このうち大型乗用車・薄型パネルディスプレイ(FPD)テレビなど消費財は1.1%減った。消費財の中で輸入産は13.5%増加したが、国産は5.9%落ちた。ウエハー加工装備・半導体検査装備など資本財は5.0%増えた。

中間財はシステム半導体とナフサ供給の増加に支えられ、1年前より2.5%上昇した。これも国産(-1.7%)は減ったが、輸入(-14.1%)は伸びた。

業種別には、その他の運送装備などは31.9%減少したが、機械装備(-11.1%)と1次金属(-12.4%)は伸びた。化学製品も4.7%増えた。

製造業の国内供給のうち輸入が占める割合は30.2%で、昨年第3四半期より2.7%ポイント上昇した。2010年第1四半期から関連統計を取り始めて以来、初めての30%台入りであり、史上最高値だ。

最終財の輸入シェアは32.9%で3.0%ポイント、中間財は28.5%で2.7%ポイント上昇した。業種別では医薬品(43.5%)、石油精製(36.7%)、その他製品(42.6%)がいずれも1年前より輸入シェアが伸びた。一方、医療精密光学(48.4%)は下落した。
<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>
기사 이미지 확대 보기
경북 포항시 경북 포항시
닫기