ハンファが開発した航法装置、海洋警察庁の艦艇に搭載される

[ハンファが開発した航法装置、海洋警察庁の艦艇に搭載される]



ハンファが独自開発した航法装置を民需製品に供給する。

(株)ハンファは9日、ドンガンエムテックと海洋警察庁・刑事起動艇(100t級)とタグボート(500t級)に搭載予定の航法装置に対する供給契約を締結したと11日、明らかにした。

韓国企業が独自開発した航法装置が軍需用ではなく、民需製品に入るのは今回が初めてだ。

航法装置は搭載されるプラットフォームの位置、姿勢、速度情報を提供し、プラットフォームの動きを制御する先端装備だ。角速度(Angular velocity)を測定するジャイロ(Gyro)、加速度を測定する加速度計、測定値を計算して出力する航法コンピューターなどで構成される。従来は主に航空機、潜水艦、誘導弾などの軍用プラットフォームに搭載されていたが、最近、自律走行車両、ロボット、ドローンなど民需分野に活用範囲が拡大されている。

ハンファが供給する予定の航法装置は光ファイバジャイロ(FOG)基盤の航法装置で、光ファイバを移動するレーザーの位相差を測定して回転を感知する。GPSが正常に作動しない状況でも、プラットフォームの位置、姿勢、速度を制御することができ、振動、衝撃にも強く、船舶のような長時間運用が必要なプラットフォームに適している。

今回の受注をきっかけに、ハンファとドンガンエムテックは船舶自動航海装備(Auto Pilot)の主要構成品の輸入産航法装置を持続的に国産化し、海外市場開拓にも力を合わせることにした。
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