エジソンモーターズと双竜自、10日に本契約締結…運営資金の意見調整

[エジソンモーターズと双竜自、10日に本契約締結…運営資金の意見調整]


 
エジソンモーターズと双竜(サンヨン)自動車が10日、買収合併の本契約を締結する予定だ。両社間の資金使途の事前協議など対立を続けてきた部分を一部縫合し、本契約締結が行われた。
 
エジソンモーターズは10日、双竜自の買収金額3048億ウォンのうち、10%の305億ウォンからすでに納付した履行保証金155億ウォンを除いた150億ウォンを納付する本契約を締結すると9日、明らかにした。当初、本契約は先月27日に進行する予定だったが、両社間の意見の隔たりで、日にちを延期した。
 
エジソンモーターズは契約金とは別に、運営資金最大500億ウォンを双竜自動車に追加的支援するが、双龍自が資金の使用先を事前共有しなければならないと条件をつけた。これに双龍自は事業計画と技術開発などは企業機密であるため、資金の内訳を共有することはできないと反発した。
 
両社はその後、交渉を続け、追加運営資金を使用することで暫定合意した。ただ、双龍自は運営資金活用を事前承認を受けず、使用先を通知するという立場であることが分かった。
 
エジソンモーターズは双龍自の急速な経営正常化に向け、今年発売する予定の中型SUV「J100(プロジェクト名)」の充電距離を大きく増やすため、バッテリーパックの容量を61キロワットから89キロワットhに変えることを要求した。先月、エジソンモーターズはJ100の下体設計図面など関連資料を双竜自に要求したが、双竜自は買収合併手続きが完全に成立する前であるため、核心技術を共有することはできないと拒絶したと伝えられている。
 
ただ、両社は電気自動車と内燃機関車の内部インテリアとグリール関連の改善事項では今年販売する車両に反映することにした。エジソンモーターズは運営資金を追加投入し、今年から発売する双龍自のデザインを改善する計画だ。
 
両社間の買収合併は本契約締結も複数の関門を通過しなければならない。3月1日まで、双龍自の再生計画案の提出から買収資金の全額納付と関係人集会を通じた債権団3分の2以上の同意が必要だ。エジソンモーターズが買収後、必要な1兆ウォン以上の運営資金の確保策を債権団に具体的に提示しなければ、債権団の同意が不透明という意見も出ている。
 
最近、エジソンモーターズは双龍自の買収のためのコンソーシアムのうち、私募ファンド運用会社のキーストーンPEを除く1050億ウォンの資金を追加で調達しなければならない。エジソンモーターズは私募ファンドのKCGIがキーストーンPEの引当金を代替する計画だと明らかにした。
 
一方、エジソンモーターズコンソーシアムの買収代金の大半は公益債券の返済に使われる可能性が高い。双龍自の公益債券規模は3900億ウォンで、買収代金の3000億ウォンを越えることになる。再生債権まで加えると、双龍自の負債規模は1兆ウォン以上だ。
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