昨年、半導体不足で自動車生産・内需ともに減少

[写真=聯合ニュース]


昨年、車両向け半導体の需給難やコロナ禍の長期化を受け、年間の自動車生産や内需がいずれも減少した。

産業通商資源部は18日、「2021年の年間自動車産業動向」で昨年の自動車生産は346万台となり、前年比1.3%減少したと発表した。内需も173万台で8.5%減った。

ただ、世界的に悪条件は似たような状況であるため、主要国の国別生産順位は前年に続いて5位(昨年11月基準)を維持した。1位から4位までは中国、米国、日本、インドがそれぞれ占めた。

昨年、内需販売のうち国産車は前年より10.4%減少した142万9000台、輸入車は2%増の29万7000台と集計された。ブランド別では上位5位圏がすべて国産車だった。

輸入車の国別販売増減率を見ると、スウェーデンは17.6%、ドイツは2.2%増加したが、フランス(-17.5%)、英国(-11.2%)、米国(-7.2%)、イタリア(-3.2%)などは減少した。

また、内燃機関車の販売台数は17%減少し、エコカーは54.5%増加した。

生産と内需は減少したが、輸出台数は205万台で8.6%増加した。輸出金額も464億7000万ドルとなり、24.2%伸びた。輸出台数と金額がいずれも増加したのは、2012年以来9年ぶりのことだ。

グローバル市場で韓国ブランドのシェアは引き続き上昇している。2017年7.4%、2018年7.6%、2019年7.9%、2020年8.0%に続き昨年1-11月8.4%を記録した。

エコカーの輸出台数も全般的に伸びた。ハイブリッドカーの輸出台数は前年比71%増加した。エコカー輸出比重の拡大による輸出品目の高度化で、輸出金額も前年対比24.2%増加した464億7000万ドルを記録した。これは海外主要国のエコカーへの転換政策も影響を及ぼした。

水素自動車市場で韓国の国内自動車は2019年以来、3年連続販売順位1位を記録している。

産業部は「エコカーの輸出割合は自動車全体輸出台数の20.7%を占めた」とし「5台に1台がエコカーというわけだ」と説明した。また、世界的な自動車販売好調で部品輸出金額も227億8000万ドルを記録し、22.2%増加した。
  
 
 
 
 
 
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