LG電子、中東地域本部のサウジ移転論争に"計画ない"

[LG電子、中東地域本部のサウジ移転論争に"計画ない"]


 
LG電子が中東・アフリカ地域本部の移転論争に包まれた。文在寅(ムン・ジェイン)大統領の中東歴訪とサウジアラビア政府が公言した自国中心政策がかみ合ってからだ。
 
20日、業界によると、LG電子はサウジアラビアの首都リヤドに地域本部を置く案をめぐって悩んでいる。過去、サウジ政府が2024年から自国に地域本部を置いていない会社とは事業契約を結ばないと予告したことによるものだ。
 
来年末までに意思決定、関連手続きを完了しげなければならない状況で、文大統領のサウジ訪問を機に、現地で該当のイシューが水面に浮上した。
 
実際、現地マスコミのアシャルクTVは18日(現地時間)、LG電子が中東地域本部をリヤドに設立する計画だと報道した。
 
LG電子は現在、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイに中東・アフリカ地域本部を置いている。リヤドでは生産工場を運営している。
 
サウジ政府が2024年に期限を定めているだけに、LG電子はその前に△現行維持 △中東・アフリカ地域本部の移転 △第2の中東地域本部の新設の中で選択しなければならない状況だ。
 
中東地域の経済の中心地をめぐって繰り広げているサウジとUAEの競争に挟まったLG電子は苦心を重ねているものとみられる。ただ、現在としては地域本部を移転する計画はないものと確認された。
 
LG電子の関係者は"現在の時点で(地域本部)移転計画はない"と述べながらも、"ただ、サウジアラビア現地の状況などを考慮し、検討して見ることはできる"と説明した。
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