メカゾーンクラウドに1300億ウォン投資するKT…"金融・公共クラウド領域拡張"

[メカゾーンクラウドに1300億ウォン投資するKT…"金融・公共クラウド領域拡張"]


 
KTが「クラウド管理型サービス業者(MSP)」に大規模な投資を断行し、クラウド事業の強化に乗り出した。未来の成長動力としたクラウド事業(CSP)とMSPパートナー間のシナジー効果を通じ、国内企業・公共クラウド市場を攻略するという腹案だ。
 
15日、KTは売上げ基準の韓国1位のMSP企業「メカゾーンクラウド」に1300億ウォンを投資すると発表した。これを通じ、KTとメカゾーンクラウドはクラウド事業協力を持続して強化する計画だ。
 
KTは2020年、投資の子会社であるKTインベストメントを通じ、メカゾーンクラウドに間接的に投資したが、今回は直接投資を通じて持分を確保した。
 
KTが1000億ウォンを超える金額を企業に投資するのはKバンク以来、初めてだ。これはKTが最近、移動体通信事業とともに、人工知能・ビッグデータ・クラウド事業を展開する「デジタルプラットフォーム企業」に転換を図ることと関連がある。
 
KTは9日、2021年の年間業績コンファレンスコールで、"デジタルプラットフォーム企業に転換するのに合わせ、当該事業の売上比重を2021年全体のうち、40%まで拡張し、2025年まで50%に拡大するのが目標"と明らかにした。
 
このようなデジタルプラットフォーム企業への転換で、成長のための核心事業がクラウドだ。売上基準で、NAVERクラウドとNHNクラウドを抜いて、国内1位のKTクラウド事業部の持続的な成長のため、メカゾーンクラウドに投資を断行し、戦略的パートナー関係をつないでいくのと解釈される。
 
企業はKTが提供するクラウドサービスを効果的に利用するためには、橋渡しの役割を果たすMSP会社の試演が必要である。 MSP業者は企業のデジタル転換(DX)状況を分析し、これにあわせて最適のクラウド環境を構成する役割を果たす。 企業に特定のクラウドサービスの使用を提案するなど、クラウド業者のシェア競争にも相当な影響力を行使しているという。
 
今回の投資を受け、海外クラウド会社のアマゾンウェブサービス(AWS)中心のメガゾーンクラウド事業の構造も変化が避けられない。 一般企業は引き続きAWS中心に事業を展開し続けるだろうが、国内の金融・公共クラウド市場ではKTと協力する割合が大きく高まる見通しだ。 韓国1位のクラウド企業間の協力であるだけに、KT、NAVER、NHNなどの競争だった韓国の金融·公共クラウド市場の状況も同時に揺らぐものと予想される。
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