[LG、具光謨の「超巨大AIアベンジャーズ'発足…グーグルなど13社協力]
具光謨(ク・グァンモ)LGグループ会長がグループの未来をけん引する組織として掲げたLG AI研究院が国内企業と「超巨大AIアベンジャーズ」の外縁を公開した。
22日、LGグループによると、LG AI研究院は同日、様々な産業分野の国内外の13社が集まった「エキスパートAIアライアンス(Expert AI Alliance)」を発足、グローバル超巨大AI生態系の本格的な拡大に乗り出した。
◆LG AI研究院、国内外の代表企業と「エキスパートAIアライアンス」発足
エキスパートAIアライアンスは異種産業間の協力に向けてIT∙金融∙教育∙医療∙製造∙通信分野の国内外の代表企業が集まって構成された初の民間連合体だ。LG AI研究院を筆頭に△Google △ウリィ銀行 △shutterstock △Elsevier △EB S△高麗大学医療院 △漢陽大学病院 △ブイエイコーポレーション △LG電子 △LG化学 △LGユープラス △LG CNSなど計13社が創立メンバーとして参加した。
超巨大AIは大容量の演算が可能なコンピューティングインフラを基盤に、大規模なデータを自ら学習し、人間のように思考・学習・判断できるAIを意味するが、特定の用途に限定されず、さまざまな分野で活用可能なAIだ。LG AI研究院は昨年末、超巨大AIを「EXAONE」と命名し、実体を公開している。
同日、ベ・ギョンフンLG AI研究院長はユーチューブで行われたイベントで、AIアーティスト「Tilda」などEXAONEで実際に具現可能な事例を共有し、連合パートナーと一緒に協力計画も明らかにした。さらに、ベ院長は顧客の言語に内包された感情まで理解し、人間のように自然に対話した後、専門相談家の水準で内容を要約する高度化されたチャットボットモデル、LG化学・Elsevierと研究している分野である深層文書理解(DDU、Deep Document Understanding)技術を実演した。
◆グローバル超巨大AI生態系の強化…パートナー会社に多様なサービス提供
LG AI研究院は同日、パートナーが簡単に超巨大AIを活用できる多様なサービス提供する計画も公開した。
研究院はまず、今年上半期中にパートナーに合わせた専門家AIを簡単に開発できる応用プログラミングインターフェイス(API、Application Programming Interface)を提供し、開発参入障壁をなくすことにした。応用プログラミングインタフェースは△質疑応答 △テキスト分類 △要約 △対話 △テキスト生成 △キーワード抽出 △イメージ生成 △イメージキャプショニングなど8つの分野で活用可能だ。
研究院はまた、コーディングに関する専門知識がなかったり、AI開発者がなくても、簡単にウェブでEXAONEを活用できるよう、下半期にサービスプラットフォームである「EXAONE Playground」運営を開始し、超巨大AIの大衆化を繰り上げる計画だ。
LG AI研究院はパートナー社のデータセキュリティとAI開発期間の負担を軽減する新技術である「EXAONE-Tuning」も公開した。これは最も汎用的に活用されているP-チューニング(P-tuning)方式と比較した際、使用するパラメータの数を90%まで減らし、はるかに軽くて処理速度が早いながらも、精度は4倍近く高め、性能まで確保した新技術だ。
ベ・ギョンフンLG AI研究院長は"EXAONEとパートナー会社が共に成長し、ビジネスモデルを革新していくグローバル超巨大AIの生態系造成の場を設けて意味がある"、"パートナーとの緊密な協力で、すべての産業領域で上位1%の専門家AIを作って、従来に見られなかった全く新しい顧客経験を提供し、超巨大AIの大衆化を率いる先頭走者になるだろう"と強調した。
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