ウェブトゥーンプラットフォーム「ピッコマ」、フランスでサービス開始

[ウェブトゥーンプラットフォーム「ピッコマ」、フランスでサービス開始]


 
カカオのウェブトゥーンプラットフォーム「ピッコマ」がフランスでのサービスを開始し、本格的に欧州市場の攻略に乗り出す。カカオの金範洙(キム・ボムス)前議長がピッコマがカカオのグローバル市場進出の足場になるように全力を尽くす考えだと明らかにしただけに、関連事業の成敗に業界の注目が集まっている。
 
17日、カカオピッコマによると、ピッコマはフランスで正式サービスを開始し、グローバルデジタルコンテンツフラットフォームとして本格的な活動を開始する。デジタル環境に最適化された日本の人気漫画と韓国、日本、中国のウェブトゥーンを披露し、フランス利用者の反応を引き出す計画だ。
 
カカオピッコマはフランスサービスを控え、現地文化、コンテンツ利用方式、ライフスタイルなど分析を基に、現地に最適化されたプラットフォームローンチング戦略を樹立した。フランスはデジタル漫画市場が急速に成長しており、日本漫画に対する選好度が高いとされている。最近は韓国ウェブトゥーンの認知度と人気も着実に上昇している。
 
ピッコマの最大の強みはそれぞれの特色がはっきりした日本漫画と韓国ウェブトゥーンを同時にサービスするという点だ。フランスに公開されていない多数の日本漫画や人気韓国ウェブトゥーンコンテンツを提供するなど地元利用者の好みを反映した作品をサービスするために力を入れた。持続して日本、韓国など世界各国の作品を紹介し、利用者に新鮮な楽しさと興味を提供する計画だ。
 
また、カカオピッコマはカカオページに導入されて好評を受けた「待てば無料」事業モデルも現地に導入する。待てば無料サービスは約一週間くらいの期間をおいて有料コンテンツの一部を無料で提供することにより、利用者の反応と有料決済を誘導するマーケティング戦略だ。
 
カカオピッコマはピッコマがフランスで定着して競争力を強化できるように、昨年9月、「ピッコマ・欧州」法人設立を完了し、キム・ヒョンレ代表を選任した。キム代表は欧州内の初のデジタルマンガプラットフォーム「デリトゥーンSAS」で最高運営責任者(COO)を歴任するなど現地のデジタルコンテンツ産業に対する理解度が高い人物だ。
 
ピッコマは利用者に優しいサービスと政策で、2020年7月から日本の非ゲームアプリ部門1位を維持している。また、2021年、アプリアニメの全世界の売上高ランキング6位(ゲームを除く)、グーグルプレーストア・ジャパンベスト・オブ・アプリ、日本の日経トレンドの2021年ヒット商品ベスト30の 9位に選ばれるなど日本の利用者に高い評価を受けたことがある。今年はオリジナルIPを発掘し、精巧になった個人化推薦アルゴリズムを導入し、日本ウェブトゥーン1位のプラットフォームとしての位置を強固にする計画だ。
 
フランスピッコマはアンドロイドアプリバージョンが先に発売され、今年上半期中にiOSアプリとウェブページサービスも提供する予定だ。
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