サムスン電子「初のQD-OLED TV」、北米・欧州で事前販売…国内発売は未定

[サムスン電子「初のQD-OLED TV」、北米・欧州で事前販売…国内発売は未定]


 
サムスン電子が次世代ディスプレイであるOLED(有機発光ダイオード)を適用した初のTVを北米・欧州地域に先に披露した。国内発売時期は未定だ。
 
18日、サムスン電子は、米ニューズルームを通じ、北米と欧州で2022年型Neo QLED 8Kシリーズとともに、量子ドット(QD)-OLED TVの事前販売を開始したと明らかにした。サムスンQD-OLED TVは「サムスンOLED」という名前で、55型、65型など2つのサイズで発売された。
 
価格は55型の場合、約2200ドル(約267万)、65型は約3000ドル(約364万ウォン)に策定された。現在、注文を入れれば、来月中旬ごろに受領が可能なものとされている。
 
QD-OLED TVは、サムスンが出した初のOLED基盤の製品だ。サムスンはQD-OLEDに830万つの時発光ピクセルを適用し、4K(3920x2160)解像度を具現化したと明らかにした。
 
昨年末からQD-OLEDを量産したサムスンディスプレイは、インクジェットプリント技術で完成した「QD発光層」を通じ、歴代最高水準の色の再現力と広い視野角、明るいカラー輝度、革新的なHDRを完成したと説明した。
 
業界によると、サムスンディスプレイのQD-OLEDディスプレイの生産能力は55インチと65インチを合わせて約100万台の生産できる水準だ。サムスン電子やソニーなどにパネルを供給している。
 
ただし、サムスンOLED TVの国内発売は数量不足の問題で、未定の状況だ。サムスンの関係者は"グローバルTV市場の状況と製品の生産量を考慮し、北米と欧州で新製品を発売することにした"、"国内発売はまだ確定ができなかった"と述べた。
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