今年1月の出生児数「過去最低」・・・27ヵ月連続人口自然減少

[写真=gettyimagesbank]


1年間の出生予測者の役割を果たす1月の出生児数が、史上最低水準を記録した。生まれた子どもが死亡した人より少ない人口自然減少も27ヵ月連続している。

青年層の価値観の変化にコロナ禍まで重なり、結婚も急減して人口減少はさらに深刻化するとみられる。

統計庁が23日に発表した「1月の人口動向」によると、1月の出生児数は2万4598人で前年同月比1.2%減少した。これは同月基準で関連統計が作成された1981年以来、最も少ない数字だ。特に月別の出生数は74ヵ月連続減少している。

一般的には1月に生まれることを好むため、1年のうち1月に最も多くの子どもが生まれる。今後、出生数が減少する現象が1年中続くと観測される理由だ。

しかも、コロナ19の状況がなかなか好転せず、結婚や病院訪問を最小化しようとする傾向が強まり、年間出生児数はさらに急激に減ると予想される。

死亡者数は1年前より9.0%増の2万9686人を記録した。人口高齢化で高齢者数が増えた上、コロナ19などで死者数が増加した影響だ。

出生児数が過去最低値を記録し、人口自然増加分は-5088人となった。人口自然減少は2019年11月から27ヵ月間も続いている。

出産の先行指標といえる婚姻件数は1万4753件で、1年前より9.4%減少した。コロナ19による社会的距離の確保措置で、結婚を先送りする予備新婚夫婦が増えたためと分析される。

婚姻件数が減少し、離婚件数は前年同月比12.1%減少した7359件を記録した。

統計庁が同日一緒に発表した「2月の国内人口移動統計」によると、2月中の移動者数は66万4000人で前年同月対比5.9%減少した。住宅取引が萎縮した影響とみられる。
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