SK E&S、EverChargeの買収…米国電気車充電市場への本格的な進出

[SK E&S、EverChargeの買収…米国電気車充電市場への本格的な進出]


 
SK E&Sが米国電気車充電事業の先導企業を買収し、米国電気車充電市場に本格進出する。
 
SK E&Sは米国「EverCharge」を買収したと24日、明らかにした。韓国企業が米国電気車充電会社の経営権を買収したのは今回が初めてだ。
 
SK E&Sは8日、米エネルギーソリューション事業投資のため、SK E&S・アメリカに4億ドル(4866億ウォン)を出資すると明らかにした。SK E&SはこれをEverChargeの買収とエネルギーソリューション分野に対する追加投資に活用する計画だ。
 
EverChargeは電気車充電機の製造から運営までできる充電ソリューション企業である。現在、米国とカナダを含む北米地域で約4600基の電気車充電器を設置・運営している。ビルとオフィスなど大型建物の駐車場内の電気車充電器の設置及び運営分野に注力している。
 
EverChargeが製造・販売する充電器は、カリフォルニア州政府が要求する電気車充電器の形式認証(CTEP)を業界で初めて獲得した。これらの充電器は従来のワイファイよりも広い範囲で使用可能な新たなネットワーク技術を利用し、地下駐車場など通信環境が不利な場所でも安定的に作動することができる。
 
EverChargeは他社に比べ、約5倍まで充電器を設置して運営することができる。従来は充電器1台の最大出力を考慮して充電器を設置したため、電力供給に制限があり、設置台数が少なくならざるをえなくなり、これは電気自動車の利用者たちに最も大きな不便だった。
 
EverChargeはこの問題をダイナミックロード・マネージメント(Dynamic Load Management)技術を通じて解決した。建物全体の電力負荷を効果的に管理して制御するだけでなく、充電中の電気車の充電パターンなどを分析し、電力を効率的に配分することにより、電力の増設工事なしにも多くの充電器を設置し、柔軟に運営できるという説明だ。
 
米国の電気自動車普及台数は2020年基準、174万台から2030年2580万台規模に、10年間15倍以上成長する展望だ。電気車充電インフラ市場も2020年184万基から2030年2000万期に、年平均27%の急成長が予想されている。
 
SK E&Sは今回の買収を通じ、米国の電気車充電市場拡大に効果的に対応し、さらに、既存の事業との連携を通じ、エネルギーソリューショングローバルトップティアに跳躍するという構想だ。
 
SKE&Sは米国内で「グリッド-分散資源-モビリティ」分野を連携した統合エネルギーソリューションサービスを提供する計画だ。 このため、昨年、米グリッドソリューション企業のKCE(Key Capture Energy)を買収し、エネルギーソリューション企業のRevRenewablesに投資した。
 
エネルギーソリューションは再生エネルギーの拡大などで、電力網の不安定性が高まり、電気車の拡散と分散資源の拡大によって、消費者のエネルギー使用パターンが多様化して生じる問題を、ESSとAI技術を結びつけて効率的に解決する新産業で、急激な成長が予想される分野だ。
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