輸入物価、1ヵ月ぶりに7.3p↑・・・原油価格急騰の影響で3ヵ月連続上昇

[写真=聯合ニュース]


原油価格の高騰が続き、先月の輸入物価が3ヵ月連続で上昇した。輸出物価も石炭や石油製品、化学製品の価格上昇の中で値上がりが続いた。

14日、韓国銀行が発表した「2022年3月の輸出入物価指数」によると、先月の輸入物価指数は148.8で、2012年9月(138.26)以来9年6ヵ月ぶりの最高値を記録した。その増加幅も前月比7.3%で、前月(3.5%)の2倍以上に急騰した。前年同月比では35%以上上昇し、13ヵ月連続で上昇基調を示した。

輸入物価指数がこのように上昇したのは、ロシアとウクライナ事態の長期化の中、国際原油価格が大幅に上昇し、鉱山品や石炭および石油製品などの第1次金属製品が上昇したことによるものだ。今年2月、月平均1バレル当たり92.36ドル水準だったドバイ原油価格は、3月に入って110.93となり、1ヵ月ぶりに20%以上急騰した。

輸入物価の中では原材料価格が鉱山品を中心に13.7%上昇し、中間財は石炭と石油製品を筆頭に5.2%上昇した。資本財と消費財もそれぞれ前月比0.7%、1.3%上昇した。

契約通貨基準の輸入物価は前月比5.6%上昇した。契約通貨基準輸入物価を特に1年前と比べると、27%上昇した水準だ。ウォン建て輸入物価が相対的に上昇したのには、ウォン安現象が影響を及ぼした。ウォン・ドルの平均為替レートは3月に1221.03ウォンで前月(1198.34ウォン)より1.9%上昇した。

同期間、輸出物価の上昇傾向も続いた。3月の輸出物価は前月比5.7%上昇し、3ヵ月連続上昇した。前年同月比では22.8%上昇し、14ヵ月連続して上昇傾向を示した。輸出物価指数は125.03で、12年6月(118.32)以来9年9ヵ月ぶりの最高値を記録した。

輸出物価の場合、石炭や石油製品、化学製品などが値上がりし、工業製品が前月比5.7%上昇した。農林水産品は1.0%値上がりし、上げ幅が拡大した。契約通貨基準の輸出物価は前月比4.0%、前年同月比14.8%を記録し、ウォン基準よりは物価上昇幅が低かった。
 
 
 
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