精製マージン、史上初の18ドル突破・・・4週連続最高値更新

[写真=SKエネルギー提供]


精製マージンが史上初めて1バレル当たり18ドルを突破し、4週連続最高記録を更新した。

22日、製油業界によると、今月第3週の国内(韓国)精製マージンは18.15ドルを記録し、2000年の統計をまとめて以来、最高値を記録した。精製マージンは3月の第4週13.87ドルと今月第1週の13.95ドル、第2週の17.43ドルに続き、第3週まで4週連続史上最高値記録更新を続けた。

精製マージンは原油を精製して作ったガソリン・軽油・ナフサ(naphtha)など石油製品価格から原油価格と輸送・運営費などを除いた金額で精油会社の収益を決定する核心指標の一つに挙げられる。精油業界は精製マージンが通常1バレル4ドルにならなければ収益が発生しないと説明してきた。

精製マージンはコロナ19拡散初期だった20年、マイナス数値まで下がり、売るほど損だという状況まで直面した。しかし、昨年9月の損益分岐点と評価される4ドルを突破し、今年になって歴代最高値を更新した。

最近、精製マージンの上昇傾向は国際原油価格の上昇とともに、製品需要も増加した影響と分析される。実際、国際原油価格はウクライナ事態で先月1バレル120ドルを超えた。またコロナ19以降、経済活動の再開で石油製品の需要が増加したことも肯定的に作用した。

精製マージンの改善に国内製油会社各社は、今年上半期、歴代級の業績を上げると予想される。証券会社リサーチセンターでは、上場会社のSKイノベーションとエスオイルは第1四半期以上の営業利益を上げると見込んでいる。
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