サムスン電子、TSMCと世界ファウンドリーシェア格差の拡大を予想

[写真=サムスン電子平沢(ピョンテク)キャンパス半導体工場]


世界のファウンドリー(半導体委託生産)1位企業の台湾TSMCと2位企業のサムスン電子間のシェア格差が今年に入ってさらに広がるという観測が出た。

26日、市場調査機関のトレンドフォースは最近の報告書を通じて、今年の世界のファウンドリー市場規模が昨年より19.8%増えた1287億8400万ドル(約161兆ウォン)を記録すると予想した。

1位の台湾TSMCは、今年の売上基準で56%のシェアを記録するとみられる。これは前年比3%p上昇した規模だ。

一方、サムスン電子のシェアは昨年18%から今年16%へと2%p下落すると予想された。

サムスン電子は、世界のメモリー半導体市場では超格差技術力を武器にトップを維持しているが、ファウンドリー事業ではなかなかTSMCとの格差を縮めることができない状況だ。

TSMCは地道に50%以上の市場シェアを維持している。しかし、サムスン電子は2019年以降、18%前後で低迷している。

特にTSMCは大規模な施設投資を相次いで発表し、生産能力を攻撃的に拡大しており、市場ではTSMCとサムスン電子のシェア格差がさらに広がりかねないという分析も出ている。
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