LXグループ"マグナチップ半導体の買収を検討中"…LXセミコンとシナジー効果

[LXグループ"マグナチップ半導体の買収を検討中"…LXセミコンとシナジー効果]


 
LXグループが中堅システム半導体企業のマグナチップ半導体(以下、マグナチップ)の買収を推進しているという。
 
26日、半導体業界によると、LXグループは最近、買収合併市場に売り物に再びマグナチップの買収を検討、近く買収意向書(LOI)を提出する模様だ。
 
LXグループの関係者は“未来成長動力の発掘と事業多角化のレベルで、多様な可能性と方策を開いて検討しているのは事実だ”とし、“ただし、まだ検討初期であるため、マグナチップの買収と関連して確定したことはない”と述べた。
 
LXグループは系列会社として半導体設計専門企業のLXセミコン(旧シリコンワークス)を置いているが、高成長が予想されるシステム半導体市場の攻略を拡大し、LXセミコンとのシナジー効果を出すため、今回の買収を検討しているという。
 
マグナチップは有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイドライバー駆動チップ(DDI)と自動車向け電力半導体を主力とする。特に、TVとスマートフォンに搭載されるDDI分野は、サムスン電子に続き、世界シェア2位で、市場占有率約30%を占めている。買収が成立すれば、DDI販売基準で世界3位のLXセミコンとのシナジー効果がかなり大きいものと思われる。
 
マグナチップはSKハイニックス(当時、ハイニックス半導体)が2004年10月、メモリー半導体に集中するため、非メモリー部門を整理しながら分社されており、以後、米国シティグループのベンチャーキャピタルが買収し、今の名前になった。
 
米国ニューヨーク取引所(NYSE)に上場されたマグナチップは本社と生産施設などが韓国にあるが、現在、主要株主は米国系ヘッジファンドで構成されている。昨年、中国系私募ファンドのワイズロードキャピタルが約14億ドル(約1兆7000億ウォン)を投じてマグナチップの買収を推進してきたが、米国政府の制動で、買収作業が白紙化された。
 
一方、マグナチップは2020年、ファウンドリ部門を分離し、「キーファウンドリー」という会社を作り、これをSKハイニックスと韓国の私募ファンドが設立した特殊目的会社(SPC)に売却した。現在、キーファウンドリー持分の全量はSKハイニックスが買収した。
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