サムスン物産、小型モジュール原発(SMR)のグローバル事業本格化

[サムスン物産、小型モジュール原発(SMR)のグローバル事業本格化]


 
サムスン物産が世界1位の小型モジュール原発(SMR)企業である米ニュースケール・パワー(NuScale Power)と包括的な協力を結び、グローバルSMR事業を本格化する。
 
サムスン物産・建設部門は9日(現地時間)、米オレゴン州に位置したニュースケール・パワー本社で、オ・セチョル代表とニュースケール・パワーのJohn Hopkins代表ら最高経営陣会談を開き、「グローバルSMR事業の共同進出と市場拡大」に向けた協力案について話し合ったと10日、明らかにした。
 
サムスン物産は、次世代原発技術のSMR市場進出のため、ニュースケール・パワーに昨年、2000万ドル、今年5000万ドル規模の持分投資を通じ、戦略的パートナーシップを堅固にしており、今回の議論を通じ、グローバル市場拡大に向けた具体的な方策について協議した。 
 
まず、米国発電事業者のUAMPSが2029年、商業運転を目標に、米アイダホ州で進めているSMRプロジェクト関連、事前の施工計画の樹立段階から技術人材派遣など相互間の蓄積した技術と力量を共有することにした。
 
これと共にサムスン物産は、国内外の計10基に上る原発施工経験と力をもとに、ルーマニア政府とニュースケール・パワーが共同で推進中のプロジェクトをはじめ、東欧SMRプロジェクトにも戦略的パートナーとして積極的に協力することで意見が一致した。
 
今後、SMRを通じた電力生産だけでなく、高温蒸気を活用した水素生産研究と実用化も同時に進行していく方針だ。
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