​SKエコプラント、東南アジア進出に拍車…マレーシア最大の環境会社「Cenviro」持分30%の買収

[​SKエコプラント、東南アジア進出に拍車…マレーシア最大の環境会社「Cenviro」持分30%の買収]


 
環境・新再生エネルギー専門企業に衣替えしているSKエコプラントが東南アジア地域の環境市場に進出する足掛かりを確保した。
 
20日、SKエコプラントは同日午前、Cenviroの最大株主であるKhanazahとCenviroの持分30%を買収する株売買契約(SPA)を締結したと発表した。
 
Cenviroはマレーシア国富ファンドのKhanazahが持分100%を所有した国営事業体で、Khanazahは戦略パートナーを探すため、今回にグローバル競争入札を進行した。会社は自社の効率的な廃棄物焼却炉・埋立地運営能力とAI(人工知能)・DT(デジタル転換)技術などの強みを積極的に活用し、最終的なパートナーに選定されたという説明だ。
 
これを機に、SKエコプラントは自社の環境事業を動員し、現地に進出したSKメンバー社との協業を通じ、先進化された廃棄物ソリューションを提供する方針だ。また、会社は今後、マレーシア現地で先進廃棄物管理・処理手法、人工知能(AI)基盤の廃水・焼却処理技術、電子・電気廃棄物(E-waste)リサイクル処理など、循環経済事業力量を活用する新事業発掘の機会を得られるものも期待している。
 
SKエコプラントの関係者は"2月、シンガポールの電気・電子廃棄物企業のTESに次ぐグローバル投資の延長線で、国内を超え、東南アジア環境市場でも独歩的な位置を先取りすることになった"、"特に、今回の戦略的パートナーシップを基盤に、マレーシアを東南アジア環境市場の拠点とし、今後、両社がシンガポール・インドネシアにまで事業を拡大する戦略"と強調した。
 
Cenviroはマレーシア内の最大の総合環境企業で、昨年の売上は約1億2000万ドル(約1524億ウォン)水準だ。重点事業領域は△指定廃棄物 △の生活廃棄物 △電子・電気廃棄物(E-waste)などで、SKエコプラントが最近、進出に拍車をかけている環境処理事業領域と類似している。

1998年、マレーシア初の統合廃棄物管理センターを建設して運営しており、最多廃棄物処理ライセンスも確保している。現在、マレーシア半島で唯一に指定廃棄物の焼却・埋立地を保有・運営し、年間10万トンの廃棄物を処理している。廃棄物の収集・運搬から焼却・埋立・リサイクル・リユースまですべてのバリューチェーンを遂行中であり、指定・生活廃棄物以外にも電子・電気廃棄物の収集・リサイクル、変圧器・廃金属リサイクルなどの循環経済分野にも進出した状態だ。
 
また、マレーシア最大の国営石油会社のPetronasなどを顧客に置いており、安定的な売上源を確保したという強みがあり、マレーシアは持続的な人口増加(年1.3%)と経済成長(年5%レベル)で、資源消費や廃棄物の排出が拡大しており、環境市場の成長の潜在性も大きい。
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