大韓電線、企業信用等級「A-」…財務構造改善作業の効果

[大韓電線、企業信用等級「A-」…財務構造改善作業の効果]


 
大韓電線が湖畔グループへの編入後に進行した企業格付け評価で、従来の信用等級より大幅に改善された成績表を受けた。
 
大韓電線は韓国企業評価、韓国信用評価など2つの信用評価機関から「A-安定的(Stable)」という企業信用等級(ICR)を受け取ったと23日、明らかにした。会社の従来の企業信用格付けが2016年、韓国企業評価 から受けた「BB+安定的」という点を考慮すれば、6年ぶりに4段階も跳ね上がったわけだ。
 
企業信用格付けは企業の全般的な債務返済能力と信用度を評価する指標だ。大韓電線の企業信用格付けがA等級を記録したのは2008年以降、14年ぶりだ。
 
韓国企業評価・韓国信用評価はA-安定的等級を付与した理由に、△優秀な事業安定性 △良好な利益創出力 △改善された財務構造などを挙げた。
 
評価報告書には"優秀な市場地位と多様な製品ポートフォリオを通じ、安定的な事業基盤を構築し、成長動力の確保に向けて高付加価値品目である海底ケーブル、光ケーブル事業の拡張などを通じた追加的な製品の多角化を推進している"という内容が盛り込まれた。
 
大韓電線が企業信用評価を進めた背景には、湖畔グループへの編入以後、変化した会社の事業・財務状況を公認機関を通じて評価を受けようとする意図があるものと分析される。
 
実際、韓国企業評価・韓国信用評価は大韓電線の大株主である湖畔産業が保有持分全量に参加するなど、有償増資に成功し、有意義な財務構造改善を成し遂げたという評価も付け加えた。
 
大韓電線によると、会社の連結基準純借入金は昨年末、4567億ウォンから第1四半期末、279億ウォンへと、93%ほど急減した。 負債比率と借入金依存度もそれぞれ266.4%から99.6%、42.8%から25.3%に減った。
 
韓国企業評価と韓国信用評価評は、大韓電線の今後の事業についても先進国と新興国全般で増加傾向である電力インフラ需要を通じ、安定的な収益創出ができるものと分析した。
 
また、会社が保有した現金性資産、予想営業の現金創出力など独自の財源で、短期性借入金返済への対応が可能で、財務柔軟性も良好な水準と評価した。
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