ポスコ、「災害のない現場」に向けてもっとスマートになった

[ポスコ、「災害のない現場」に向けてもっとスマートになった]


 
ポスコが「災害のない安全な事業場」を実現するため、スマートな進化を繰り返している。
 
ポスコは製鉄所内で行われるすべての作業や作業者情報をリアルタイムで確認して安全管理ができる「フォークリフト自動停止技術」と「作業現況総合モニタリングシステム」開発したと26日、明らかにした。
 
ポスコはフォークリフト事故の深刻性と従来の安全技術の限界を認識し、これを解決するため、浦項産業科学研究院(RIST)、ポスコホールディングス未来技術研究院、地域の中小企業とともに、タスクフォース(TF)を構成し、昨年11月から「フォークリフト自動停止技術」開発に着手した。
 
フォークリフト自動停止技術は「映像認識」と「自動制御」を基盤として開発されており、人工知能(AI)が危険状況を認識すれば、フォークリフトを減速したり、制動する現場安全ソリューションである。
 
映像認識技術はAI・ディープラーニング技術が適用された映像を通じ、人と物を区分して認識することができる。フォークリフトに設置された広角レンズで撮影した映像を座標系に変換し、フォークリフトや人の間の正確な距離値を提供する。これによって、従来の技術とは違って、フォークリフトや作業者に別途にタグをつけなくても衝突の危険を簡単に認知できる。
 
自動停止制御は人がフォークリフトに近接する際、運転者がブレーキを踏まなくても、自動的にフォークリフトが停止する技術である。衝突の危険距離が6m以内の時、アラームが鳴って、4m地点では減速が始まり、2m以内で作業者が近づくと、フォークリフトが自動停止する。電動式フォークリフトは開発された安全システムが危険状況を認識し、この状況をフォークリフト中央制御装置(ECU)と通信し、自動停止機能を遂行する。また、エンジン式フォークリフトは別途製作されたブレーキ用機械装置を活用し、危険状況別の減速あるいはブレーキの程度を調整し、フォークリフトを停止させる。
 
その技術は技術開発を始めてから6ヵ月ぶりに地域中小企業とともに開発を終えており、現在、製鉄所のステンレス工場のフォークリフトに導入された。
 
ポスコが開発した「作業現況総合モニタリングシステム」は作業別の危険情報、箇所ごとの作業者の現況、関係会社の投入の現況などの情報をリアルタイムで提供する。関係者は誰でも各作業開始前から安全に必要なすべての要素をリアルタイムで確認することができ、安全事故を予防することのできる安全管理システムである。
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