6月の消費者物価6%急騰・・・通貨危機以来24年ぶりの最高

[写真=聯合ニュース]


6月の消費者物価が1年前より6.0%上昇した。通貨危機以来、約24年ぶりのことだ。

エネルギー・原材料価格と外食などサービス価格が上がり続ける中で農・畜・水産物価格上昇傾向も拡大し、前月(5.4%)より上昇幅が大きくなった。特に体感物価を示す生活物価指数は7.4%上昇し、23年6ヵ月ぶりに最も高い上昇率を記録した。

統計庁が5日に発表した「6月の消費者物価動向」によると、先月の消費者物価指数は108.22(2020=100)であり、昨年同月比6.0%上昇した。通貨危機だった1998年11月(6.8%)以後、23年7ヵ月ぶりの最高上昇率だ。

品目別には、石油類を含む工業製品とサービスが物価上昇を牽引した。特に石油類(39.6%)と加工食品(7.9%)をはじめ工業製品は1年前より9.3%上昇した。2008年9月(9.3%)以来の最高値だ。

農・畜・水産物別には、畜産物(10.3%)と野菜類(6.0%)を中心に1年前より4.8%上昇した。電気・ガス・水道も1年前より9.6%上昇した。サービス物価は3.9%上昇した。特に外食は10.4%上昇し、1992年10月(8.8%)以来最大の上昇率を記録した。

物価の基調的な流れを示す根源物価(農産物及び石油類除外指数)の上昇率は4.4%となり、2009年3月(4.5%)以来の最高を記録した。

統計庁のオ・ウンソン経済動向統計審議官は「石油類、個人サービス野菜などの価格上昇傾向が拡大し、上昇幅が前月に比べて0.6%上昇した」と説明し、「(物価上昇率が)引き続き6%台を見せる可能性がある」と見通した。
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