LGエネルギーソリューションとファユコバルト、中国にバッテリーリサイクル合弁会社の設立

[LGエネルギーソリューションとファユコバルト、中国にバッテリーリサイクル合弁会社の設立]


 
LGエネルギーソリューションが中国コバルト精錬業者のファユコバルト(Huayou Cobalt/華友鈷業)とバッテリーリサイクル合弁法人(JV)の設立に向けたMOUを締結した。
 
26日、LGエネルギーソリューションは持続可能な「資源好循環体系」構築のため、ファユコバルトと提携し、廃バッテリーなどから核心原材料を抽出するバッテリーリサイクル合弁法人を設立することにしたと明らかにした。
 
これは中国内初の韓中合弁バッテリーリサイクル企業だ。 両社は今年中に運営方案など細部内容を協議し、合弁法人設立を最終完了するという計画だ。
 
合弁法人はバッテリー生産過程で発生する廃棄物であるスクラップと回収された廃バッテリーなどから陽極材の主原料として使われるリサイクルニッケル、コバルト、リチウムを抽出する。 抽出したメタルは陽極材の生産過程を経て、最終的にLGエネルギーソリューションの南京バッテリー生産工場に供給される予定だ。
 
スクラップを処理して廃バッテリーを加工する前処理工場はLGエネルギーソリューション生産工場が位置する中国江蘇省南京市に、リサイクルメタルを処理する後処理工場はファユコバルトのインフラを活用できる中国浙江省衢州市に設立する計画だ。
 
ファユコバルトは中国最大のコバルト生産会社だ。 LG化学とは2019年、中国の衢州市に前駆体合弁会社および無錫市に陽極材合弁会社、2022年には韓国亀尾に陽極材合弁会社をそれぞれ設立した。
 
LGエネルギーソリューションは安定的な原材料供給網の構築に向けて努力している。 昨年12月、LG化学と共に、600億ウォンを投資し、北米最大のバッテリーリサイクル会社「Li-Cycle」の持分2.6%を確保し、2023年から10年間、ニッケル2万トンの供給を受ける予定だ。 また、世界最大のリチウム生産メーカーの一つであるチリのSQM、ドイツのVulcan Energyと2029年までリチウム長期供給契約を締結した。
<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>
기사 이미지 확대 보기
경북 포항시 경북 포항시
닫기