LGユープラス "3年後に5Gアドバンスドの商用化…6G準備にも万全"

[LGユープラス“3年後に5Gアドバンスドの商用化…6G準備にも万全”]


 
LGユープラスが2025年、次世代無線通信「5Gアドバンスド(5G Advanced)」の商用化準備に速度を上げている。 LTEがLTEアドバンスドに発展したよう、5Gも5Gアドバンスドに進化し、知能型鉄道駅、有無線統合、スマートグリッドなど未来技術の商用化に寄与する見通しだ。
 
3日、LGユープラスはソウル光化門で技術動向スタディーを通じ、5Gアドバンスドの商用化準備計画を明らかにした。 LGユープラスによると、グローバル移動通信標準化協力機構である3GPPは8月中旬から5Gアドバンスド技術標準である「リリース18(Release 18)」制定に入る。 3GPPは移動通信3社をはじめ、サムスン電子、LG電子など韓国のICT企業とクアルコム、小米、VIVOなど海外ICT企業から多様な技術標準提案を受ける。
 
一例としてサムスン電子は5Gを活用した「スマートエネルギーインフラストラクチャー(スマートグリッド)」を、LG電子は「ネットワーク分割(スライス)を活用した接続進化」技術を提示した。 KTはESGと炭素低減レベルで、通信基地局の電力消耗を減らす技術を提案した。
 
OPPO、小米など中国企業はマルチメディア電話、人工知能(AI)と機械学習を5Gに適用する案、無線通信を活用した精密位置把握など技術を5Gアドバンスド標準に追加してほしいと要請した。
 
3GPPはこれら企業の提案を検討した後、来年12月までにリリース18技術の標準制定を終える方針だ。
 
このように制定された技術標準に基づいて、LGユープラスをはじめとする全世界の移動通信会社は5Gアドバンスド商用化のためのネットワーク高度化に着手する。
 
LGユープラスは約1年間、高度化作業を経て、2025年に5Gアドバンスドを商用化するという目標を提示した。 LGユープラス関係者は“リリース18技術標準が確定してこそ分かるだろうが、5Gアドバンスドは通信基地局の交替なしにソフトウェアアップグレードだけで商用化できるものと予想される”と述べた。
 
ただ、利用者が5Gアドバンスドを使用するためには、端末交換が必要な見通しだ。 これは5Gアドバンスドに適用された新規技術を受信できる通信チップセットがまだ商用化されていないためだ。
 
また、LGユープラスは来年のWRC-23で周波数帯域を確定する未来無線通信「6G」に備え、全体ネットワークをクラウドに転換する作業にも着手した。
 
6Gは広いサービス範囲(カバレッジ)と室内サービスのための低帯域(1GHz以下)、適切なサービス範囲と速い速度のための中帯域(1~24GHz)、超高速·超低遅延サービスのための高帯域(24~300GHz)の3つの周波数に分かれて商用化される見通しだ。 これまで移動通信では使用していなかったテラヘルツ波帯域も候補周波数として注目されている。
 
米国連邦通信委員会(FCC)は2月、MWC2022で、7~15GHz帯域の中帯域を初期6G周波数に指定しようと提案した。 これはサービス範囲を維持しながら、速い通信速度を出すための妥協案だ。 5Gは6GHz以下(サブ6GHz)帯域と広帯域(mmWave)に分けて商用化したことがある。
 
LGユープラスのパク·イルス研究委員は“6Gは米国、日本、中国などの国家主導で、技術研究がなされていることが特徴”とし、“6GHz以下は他のところで使用する周波数帯域が多すぎて、通信速度を引き上げるのが難しく、28~300GHzは電波到達距離が短くて、無線通信に使用しにくい。 したがって、6Gは現実的に使用可能な周波数の中で、広い帯域を確保できる7~24GHzを標準周波数に指定しようという意見が出ている”と述べた。
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