[資料=KSOI]
世論調査の結果、尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領の支持率が就任3ヵ月で20%台を記録した。
8日、世論調査専門機関の韓国社会世論研究所（KSOI）がTBSの依頼で5日から6日までの2日間、全国満18歳以上の成人男女1002人を調査した結果（無線自動応答方式100%、回答率6.8%、標本誤差は95%信頼水準で±3.1%）によると、尹大統領の国政遂行を肯定的に評価した人は27.5%、否定評価は70.1%と集計された。
肯定・否定間の格差は42.6%ポイントまで広がった。肯定評価は前週比1.4%下落し、否定評価は前週比1.6%上昇した。KSOI調査で不正評価が70%台を超えたのは今回が初めてだ。肯定評価は2週間連続で30%台を割り込んだ。
また、尹大統領が休暇中に訪韓した米国権力序列3位のナンシー・ペロシ下院議長に会わなかったことに対して、回答者の60.3%が「国益に合致しないことで不適切だった」と答えた。反面、「国益を考慮したことで適切だった」という回答は26%、「よく分からない」という回答は13.6%となった。
リアルメーターでも尹大統領の肯定評価率は20%台だった。世論調査機関リアルメーターが1日から5日まで全国18歳以上の成人男女2528人を対象に尹政府の国政遂行支持度を調査した結果（有線・無線電話自動応答方式100%、誤差範囲95%、信頼水準で±1.9%）によると肯定評価は29.3%（非常に良い13.8%、良い方15.5%）と集計された。一方、否定評価は67.8%（下手な方7.4%、非常に下手60.5%）を記録した。
肯定評価は前週比3.8%下落し、否定評価は前週比3.3%上昇した。肯定評価と否定評価の差は38.5%ポイントで、6週間連続格差が広がっている。「週間」で集計するリアルメーター調査で尹大統領の職務遂行評価が20%台に落ちたのは今回が初めてだ。
年代別では70代以上の肯定評価は11.9%ポイント下落した41.7%となった（否定52.4%）。60代の肯定評価は5.0ポイント下落した39.1%だった。全年齢の肯定評価比率が下落したが、20代の間では肯定評価が3.5%ポイント上昇し、26.9%と集計された。
[資料＝リアルメーター]
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