サムスン電子、米1位ケーブル事業者「Comcast」の5G供給会社に選定

[サムスン電子、米1位ケーブル事業者「Comcast」の5G供給会社に選定]


 
サムスン電子が米国の第5世代移動通信(5G)市場で優秀な技術力を認められ、核心供給会社としての立地を拡大している。
 
サムスン電子は22日、米国1位のケーブル事業者「Comcast」の5G通信装備供給会社に選定されたと明らかにした。 今回の受注を通じ、今後、米国ケーブル事業者対象の5G移動通信市場参入のための橋頭堡を設けることになったという評価だ。
 
ComcastはケーブルTV、Wi-Fiサービスとともに、他の移動通信事業者のネットワーク網をレンタルする方式(MVNO)で移動通信サービスを提供してきた。 2020年9月には3.5ギガヘルツ(GHz)帯域の周波数競売でライセンス(使用権)を獲得し、自社の5G網構築のために投資している。
 
すでに両社は今年初め、米国現地で5G商用網構築のためのフィールド試験を成功裏に終えた。 来年からビデオストリーミング、マルチメディアファイル転送、オンラインゲームなど高品質の5G商用サービスを提供する計画だ。
 
このため、サムスン電子は今後、Comcastの米国内5G商用網構築のための△5G中帯域(3.5GHz~3.7GHz)基地局 △5G低帯域(600MHz)基地局 △電線設置型小型基地局など、多様な通信装備を供給する計画だ。
 
特に、電線設置型小型基地局の場合、基地局、ラジオ、アンテナ機能を一つのフォームファクターで提供する統合ソリューションで、サムスン電子が独自開発した最新2世代の5Gモデムチップを搭載した。 基地局を小型化·軽量化しながら、データ処理容量を既存製品対比約2倍改善したというのが特徴だ。
<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>
기사 이미지 확대 보기
경북 포항시 경북 포항시
닫기