OCI、持株会社体制に転換···化学事業は人的分割により独立

[OCI、持株会社体制に転換···化学事業は人的分割により独立]


 
OCIが持株会社体制に転換する。 核心事業群である化学部門の独立経営を通じて力量を集中し、企業価値を向上させるという腹案だ。
 
OCIは23日、取締役会を開き、会社の主力事業である化学部門を人的分割し、新設法人を設立することにした。 これを受け、OCIは持株会社のOCIホールディングス(存続法人)と化学会社のOCI(新設法人)に分離される。 以後、OCIホールディングスは現物出資·有償増資を通じて持株会社への転換に乗り出す。
 
持株会社体制に転換されれば、OCIホールディングスは持株会社として子会社の成長戦略と投資計画を樹立·実行する役割に集中し、株主価値向上のための多様な政策推進に乗り出す計画だ。
 
OCIの社名を継承する新設法人は化学部門の独立経営を通じて経営効率性を極大化し、新規成長動力の発掘·拡張に乗り出す方針だ。
 
ベーシックケミカルおよび電子素材分野の場合、半導体用ポリシリコン、高純度過酸化水素など高付加価値製品を拡大し、米国市場進出のための買収·合併(M&A)など、国内·外新規市場を積極的に攻略するという戦略だ。
 
石油化学およびカーボン素材分野では、高付加価値製品中心の事業構造を構築し、高圧用電線、二次電池導電材などに使われるカーボンブラックなどの新規事業を推進する。 群山工場の遊休空間と設備などを活用し、資産効率性を極大化できる新事業の発掘にも乗り出す。
 
OCI関係者は“今回の人的分割が太陽光用ポリシリコン製品に遮られ低評価された主力化学事業部門の内在価値を再評価する機会になるだろう”とし、“持株会社体制転換を通じ、系列会社別事業特性に合わせた個別成長戦略を推進し、グループの安定的な成長を追求していく”と述べた。
 
今回の人的分割で、従来のOCI株主はOCIホールディングスとOCIの持分率によって、同じく分割新設法人の株式を配分される。 分割比率はOCIホールディングス69%、OCI31%だ。 今回の人的分割は来年3月末に予定された株主総会を経て、最終確定される。
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